我が家にはずっと3匹の猫が暮らしていましたが、この1年ちょっとの間に、トラさん、チビさんと相次いでお別れがあり(涙)、急に1匹ぽっちになってしまったブチさん(17歳)。
親バカの限りですが、日中の留守番が寂しかろうと、毎日テレビをつけっぱなし(音量は小さく)にして出掛けています。
ブチさんは元々テレビをよく見る猫でしたが、お陰でテレビっ子に拍車がかかり、相撲でも海外ドラマでもなんでも真剣に見るようになりました。
猫を飼っている友人たちの間で「猫界のワールドニュース」と言われている、NHKの番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』はやはり夢中になって見ています。
番組スタートと同時にだんだん画面に近づいていき…
おーい、どこいくんだーい?
きみはだれなの?
猫にこんなに集中力があったのか!と思うほど、毎回かぶりつきで見ています。どのくらい理解して見ているのかはまったく不明ですが、不思議な窓にいろいろなものが映るなぁ、とでも思っているのでしょうか。猫もテレビで学習できるのか?
大佛次郎の随筆に『猫がしゃべった話』がありますが、そのうち「ほいと、しまった!」なんて喋り出す日も近いのではないかと、いや、本当はもう喋れるのに隠しているのではと、密かに様子を伺っている毎日です。
おじいちゃんですが、今のところ元気です。
そうですか、トラさん、チビさんは旅立ってしまわれたのですか。
寂しいですね。
いつかきっと新たな出会いが…
ブチさんのシッポが二叉になるまで長生きしますように。
トラさんは16歳で2013年の暮れに、
チビさんは14歳で昨年10月に、旅立っていきました。
2匹とも、自宅で最後を看取ることができました。
ブチさんにはまだまだ長生きしてほしいです!