笹に飾ってあるものって、こんなだったよなぁ……と、ウロ覚えの頭で手を動かす。こういうの作るの、何年ぶりだろう。小学生でも低学年ぐらいまでじゃなかったか。七夕っていつも気づかないうちに通過している行事で、梅雨の時期だから星空もほとんど見えず、なんかこう、いまひとつ盛り上がらないものが。そういえば雑貨業界もあまり七夕向けの商材がない。とにかく笹だ。笹を飾るのだ!うわーい!
折り紙をいろんな形に切ったり貼ったりするのがものすごく楽しくて、必要以上に作りすぎた気がする。雨の鬼子母神を抜けて、笹を買いに行った。とりあえず自分の店用。問題は、七夕が終わって笹をどうするかだ。みなさんの願い事を結んだ笹は、川に流すのか?はたして神田川にそんなものを流したら、不法投棄で捕まるかもしれない。駄目だ駄目だ。鬼子母神に奉納して、あとで燃やしてくれるといいのだが。