2007年07月11日

■ほおずき千成り市

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生まれ育った地元・駒込で、ほおずき千成り市の縁日に参加してきた。これまで縁日に遊びに行くことはあっても、まさか自分が出店する側になるとは、人生はわからないものである。

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会場である光源寺の住職ご夫妻には、兄が日頃から何かとお世話になっており、今回初参加となる私まで気に掛けいただき、入り口すぐ脇のとても良い場所をご用意くださっていた。ありがたいことです。

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少しでもにぎやかしに寄与しようと、催事用卓上物干し竿“さおだけミニラ”の竹を180cm(UBCの時は70cm)に変更し、ハンガー25本に手ぬぐいを掛けて見本として見られるようにした。金魚、ホタル、花火、朝顔、雷雲、ツバメ、カエル、千鳥、ひょうたん、などなど、新柄含め80種類ぐらいの手ぬぐいと、外市でも人気のあった紙風船や、「ひょうたんから水」も販売。

千成りほおずき市は午後4時〜9時頃までの夜市。少し早めに、ということで2時半頃から売場作りをはじめたら、準備しているそばから手ぬぐいが売れてゆく。お客さんとの間に品物をはさんで、直に声を聞きながら販売するのは一箱古本市でも体験しているが、縁日に来るのはご近所のおじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさん、若い家族連れ、小学生、といった感じで、また違った楽しさがあった。

店番中、お腹が減ったら、古書ほうろうの宮地さんご夫妻が毎年出店している、まんぷく食堂のチキンライスを買いに走る。

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一緒に店番をしてくれた同居人は、なんと2日間で4杯も食べていた(本当は5杯目もいきたかったが遠慮したらしい)。おかげで2日目の遅い時間にいらした南陀楼さんは食べそびれたとのこと。すみませんでした。写真だけでもどうぞご覧ください(笑)↓↓↓
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▲パクチーがのってます。うまい!

このほか、焼きそば、黒豆アイスなども食べた。いわゆるテキ屋を入れず、地域の住民だけで作る縁日なので、蕎麦屋さんが作ったそばぼうろ、とか、光源寺で取れた梅で作った梅干し、谷根千工房の書籍と野菜(?)販売、町内会のおじさんたちによる輪投げコーナー、布わらじ実演など、どれも温かみのある出店ばかり。その一角に見知った顔が。千駄木にある古本と古道具の店「不思議(はてな)」のトシさん!自分のお店をやりながら、阿佐ヶ谷・元我堂の木曜日店長も続けていらっしゃいます。はてなもすごく素敵なお店ですよ。ここではデッドストックの1ダース箱入りエンピツ、定規、下敷きセットを100円で売ってました(私も買った)。
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▲カンカン帽に法被、いい感じです


posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このチキンライス、こりゃうまそう。

トシさん、似合いすぎ。

ほおずき市の雰囲気に手ぬぐいのお店。
しかもこの場所。最高ですね。
Posted by Mongo at 2007年07月12日 07:42
実はわたしだって日に1杯ずつ(計2杯)食べましたのよ。ほほ。

トシさんは寅さんの世界の人みたいですよね。
腹巻きして口上を覚えれば完璧。

商売がテキ屋だとすると、永遠に縁日の中にいるわけですねぇ。
Posted by か猫 at 2007年07月13日 08:41
うぉ…出店していたのですか!
しかしすでに時遅し・・。
行きたかったなぁ〜 むむむ。
またお店にもお邪魔させていただきます〜
Posted by Qoo at 2007年07月21日 23:40
そうですよー、Qooさん!
近くなのでお会いできるかと思ってたのですが。
相変わらず忙しい毎日なのかな?
お店の方、少しずつ充実しているので、
ぜひまたお出かけくださいな。
Posted by か猫 at 2007年07月22日 15:41
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