私は2度目、私以外はみな初めての富士登山だが、2度目の私も未経験の登山道である河口湖口からのルート(前回は反対側の富士宮口からだった)で、実際どんな状態の道を登っていくのかわからない。本当に登れるのか?高山病にならないだろうか?など、全員不安な気持ちがかなりあったと思う。とにかくゆっくり、無理しないで行けるところまで行ってみよう、が合い言葉。
19日(木)朝7:45 旅猫チームは新宿駅西口から富士山五合目行き高速バスに乗り込む。海ねこチームは中央高速・深大寺バス停から同じバスに合流。10:10に五合目着。
関東の天候は終日曇りの予報で、五合目(標高2305m)は霧というより、雲の中。気圧の変化に慣れるため、ここでトイレ、食事を済ませ、着替えをしたり、ストレッチをしたりして1時間ほど過ごした。11:20に五合目出発。
河口湖口ルートは最初に高低差50メートルほどの下り坂がある。「あれーほんとにこの道でいいのかなぁー」「これって下山道じゃない?」などと言い合いながら進んでいく。
まわりの景色(谷側)はこんな感じ。標高2300m、地上はすっぽり雲に覆われ、雲の上に出た我々の上には、青空と太陽が。
30分ほど歩き、ゆるやかな下り坂で少々拍子抜けしていると、目の前に突然急な岩場の登りが。ここからが本番です。
12:15 六合目(標高2390m)着。五合目→六合目まで約55分。初めての時も、この区間が一番きつかった記憶があったのだが、今回もやはりそう。ずっと登り続けることに足が慣れていないし、ペースもつかめず気持ちばかり焦ってしまうのだ。(私には無理じゃないか?)と心配になるのだが、再び登り始めると、少し楽になってくる。
上を見れば、巨大な溶岩。
つづら折りの砂利道が延々と続く。歩き方のコツは、坂を一直線に登るときついので、道幅を使ってジグザグに歩くのと、足が疲れないよう極力腿を上げず、すり足に近い状態にすること。2時間近く、何度も何度もスイッチバックを繰り返しながら登っていく。はるか上に見える七合目の山小屋(この写真ではまだ見えてません)が、なかなか近くならない。
もうすぐ七合目、と喜んでいたら、突然岩場となる。この変化は足にはきついけれど、気分的にはいかにも登山、といった感じがして楽しい。
我ら、富士山アタック隊。
14:11、七合目(標高2700m)着。六合目→七合目まで約2時間。
(つづく。)
迫力の写真(よく撮ってましたね!)に
思わず蘇る苦しさ&こみ上げる楽しさ。
連載ですね、何回連載? 楽しみです。
そういえば、昨日市場で
「富士山の登山に関心があるんですけど、
普通の人でも登れますかね」と聞かれました。
1枚とくに好きだったので、
当方ブログに掲載させていただきました。
よかったでしょうかー??? こんな場ですんません!
写真、もちろんご自由にお使いくださーい。
Mongoさんが私と海ねこさんを頂上の鳥居で撮った写真、
(万歳してるやつ)
2人してすごいものがありましたねぇ。
あれはちょっと人様にお見せできません(爆笑)
ぜひ周辺の皆さまにも富士登山をお勧めしてください!