さて、先週からスタートした特集「ことばの本」、本日も少し本を追加しました。
◎加藤ゑみ子監修「お嬢さまことば速修講座」
(ディスカヴァー21/'01年/2刷/帯)400円
◎千野栄一「言語学のたのしみ」
(大修館書店/'80年/初版/帯)900円
◎丸谷才一「文章読本」
(中央公論社/S52年/初版)800円
◎福田恒存「増補版 私の國語教室」
(中公文庫/S58年/初版)400円
ほか。それから、特集以外ではこんな本も出しました。
タモリのTOKYO坂道美学入門
初版・カバー・帯付き、美本。元我堂価格1000円です。
タモリが副会長を務める日本坂道学会の「よい坂」の条件は、
1.勾配が急である
2.湾曲している
3.まわりに江戸の風情がある
4.名前にいわれがある
だそうです。
私の生まれ育った文京区の坂もいくつか紹介されていまして、中でも千駄木の大給坂(おぎゅうざか)は知る人ぞ知る、というかほぼ地元の人しか通らない細い路地裏坂であります。急坂ゆえ、路面には滑り止めの丸い溝がつけられています。小学校では「大給坂を自転車で下るのはヤバい」ことになっていて、自転車ノーブレーキで下った、などという男子は尊敬のまなざしを浴びたものです。また、雨の日に大給坂で転んで怪我をした同級生もいました。そんなふうでこの坂を通るときはかなり用心したものです。大人になって知りましたが、実は東京にはまだまだ急な坂がいくつもあったのでした。
動坂上(都立駒込病院の向かい)にあった自宅から、ずっと裏道を通って動坂→たぬき坂→大給坂を横切り須藤公園で滝登り(立入禁止の滝を沢登りよろしく探検)、ドロ警で遊び、さらに団子坂の古切手屋をひやかし→汐見小学校裏→日本医大裏を通って根津神社まで、という遠征コースがあり、ほとんど自然らしい自然のないところで育ちましたが、路地裏や坂道は楽しい遊び場でした。
この本は坂の紹介だけでなく、お散歩ルートや近隣のおすすめ店の地図も入っていて東京の街歩きガイドとしても面白いと思います。谷根千地域を歩くときは“不忍ブックストリート
マップ”もお忘れなく!
この本、写真もタモさんが撮ってます。
タモリ倶楽部的ノリは、今の女子高生にもウケているみたいで、
私の姪っ子も大好きです。
あんな風に生きたいなぁと常々思っとります。
(ソバへのあこがれもそこにあり…)
実は、この本。。。
すっごくほしいんです。
でも、あまり役立ちそうでもなく、いつも立ち読みでした。(*^。^*)
美本だなんて… あぁ、元我堂が近かったらな〜
速攻行きますよ、マジで。
年1回、徹子の部屋で語る「料亭タモリ」の話が好きです。
福岡は坂多いんですか?
タモさんだけに九州の坂道版も作ってほしいですね。
私はそれを片手に旅してみたいです。
それにしてもタモリ好きな方、かなり多い気がします。
ファンだそうです。
フツーだと思います(笑)
横尾さんのY字路、福岡市美術館で見たことあります。
しかも油絵、圧巻でしたぁ。
横尾さん、本当に不思議な人です。
前に本で読んだんですが、作詞家・阿久悠は
横尾忠則と旅(イースター島だったような…うろ覚え)に
同行して刺激を受け、帰国後ピンクレディーの『UFO』
を書いたとか。