といっても当店ではなくて、お向かいの清月さんで。始まりましたよ、今年も。早速初日から買いに走ります。走るといっても大股で4歩。年期の入った台とおでん鍋は、30年前から使っているもので、時期が来ると清月のおじさんがニスを塗り直し、組み立て、鍋を設置(屋外の軒下)。おかみさんが関西風の出汁で煮るおでんは最高にうまいです。大根は味がしみる夕方が食べごろ。1個70円〜80円というのもうれしい。
木の蓋を開けると、しばらく湯気で何も見えません。たまご、だいこん、ちくわぶ、じゃがいもは外せない。あと野菜天かタコ天。ガンモもええなぁ。店番していると、小さな子供たちが「おでんくーださぁ〜い!」と走ってやってくるのが見えたりして、こころたのしいものです。
今年の春頃に大家さんにいただいたブルーベリーの鉢は、夏にたくさん実がなって、大きくなったのをちょこちょこつまんで食べ、夏のビタミン補給に一役買ってもらいました。こんなにきれいに紅葉するとは知らなんだ。来年は少し大きな鉢に植え替えてあげましょう。
雑司が谷の陶芸家、五月女さん作の盆栽鉢に植えられたハゼも紅葉。手のひらに乗るサイズなのに、健気です。
屋久島リンドウは夏に葉が黄色くなってしまい、もう枯れるか、というところから復活、大きな紫の花が2輪咲いた。花はもう終わって、葉っぱが赤くなってきた。
店前のちょっとした植物ですが、ご近所のおばあちゃんたちからは「近くで紅葉が見られていいわ〜」とか、「もみじ2、3枚もらっていい?もみじ狩りね〜ホホホ。」と楽しんでいただいております。