築地市場から徒歩3分、初の新橋演舞場へ。ロビーや休憩フロアは北欧モダンな感じの内装で素敵。お土産の店や、飲み物、軽食を売るコーナー、レストランもある。席は2階席。
劇場内を見渡すとやはり年齢層が高い。というか若い人がいません。2階席といっても舞台は意外と近く感じる。左方向より湿布薬の香りがただよってくる。高橋英樹、とても大きい。浅丘ルリ子、とても小さい。主役級以外の役者さんは全員テレビでは見たことがない人だ。(出ていたらご容赦。)
やたらと声を張り上げて大仰な演技、これは舞台ならではのものなのか。どうなのか。とにかく独特。それより明治末期という設定の小道具や舞台美術に興味津々。箪笥の上には何があるか、照明器具はどんなものを使っているのか、などをチェックする。
お芝居が始まって1時間ほどで、仲入り。なんと30分の休憩。長い。馴れている年輩のみなさんは休憩用のソファや椅子を陣取って持参のおにぎりを食べたり、館内で買ったお弁当を食べたりしている。私たちも何か食べようと売店へ行くと長蛇の列で、サンドイッチなどの軽食は早くも品切れ。仕方なくカフェラテを2つ注文。売店のおばさんがひどく手間取って入れてきたカフェラテは、牛乳が入っていないただの濃いコーヒーであった。それをがまんして飲む。お手洗いも済ませて第2部。
30分ぐらい経つと再び15分休憩となる。客層に合わせた配分なの。休憩がいっぱいないと保たないんだ。勉強になるなぁ。
芝居の方はこれがなかなか面白く、ルリ子さんは遠目にも目バリの大きさがものすごく、気っ風のいい下町の女を演じて生き生きとしていた。高橋英樹は以前「徹子の部屋」で、喜劇には自信があると言い切っていたという。確かに中盤からの英樹のコミカルな演技に皆大笑いをし、文士役なのに山場では桃太郎侍ばりの殺陣シーンであっと言わせる。英さま!と思わずファンになってしまいそう。あぶない、あぶない。
8時にはねて、家人や兄が合流して築地市場近くの居酒屋へ。魚のメニュー豊富でどれもおいしく、満足する。
お客さんは中にある食堂に事前予約しておき、休憩にそこで食べるのも楽しみなのです。
行ったことはないのですが、そういうことになっているそうですよ。
歌舞伎とかもそうだったような。
インドの映画も休憩があります。
こんなに休憩長かったかどうか、忘れました。
落語会は仲入り15分休憩が1回でしょう、
だから30分と15分の休憩が2回もあるなんて、
なんというか時間と金のある人の道楽だなーと
いう気がしました。
インド映画見たんですか?インドで?
あの濃〜い、歌と踊りの……
濃い〜
すべてが熱そうだ、インド。
私もお芝居、大好きです。
地方にいるとなかなか見ることができないので、
たまにあると頑張って行きます。
この間、博多座で歌舞伎初体験しましたよ。
休憩模様は、まさしく同じ!
15分休憩でコーヒーを買いに行った友人が、店員のおばちゃんがスローなもんでバタバタだったと戻ってきましたもん(笑)
博多座は何度か行ったことがあるんですが、
歌舞伎は初めて。玉三郎さまはお美しかったですねぇ。
なんでも通し狂言とかで、素人にはよかったようです。
友人ともどもハマってしまい、歌舞伎座も一度は行ってみたいねと話していたのでした。
歌舞伎とかお芝居って、一度見たら
その面白さにハマってしまうの、よくわかります。
芝居はライブで驚きや感動があるし、
休憩時間になに食べるか、お土産なに買うかまで
含めて楽しいんですね。
歌舞伎座も機会があれば行ってみたいです。
でも落語のさらっとした会の方が性に合っている気もする(笑)
寄席っていいな〜、こればっかは地方では難しい。
お勧めの本やCDなんぞ、なんかいいのがあったら教えてくださ〜い。(^・^)
わたしの好きな立川流は寄席には出ないから、
ホールでの独演会や一門会ばかり見ているのですが、
最近の寄席には小学生も来ているらしいです。
(タイガー&ドラゴンの影響?)
ずいぶん慣れた様子でお弁当なんか食べながら見てたって、
先日お客さまが教えてくれました。
落語に慣れないうちは、落語の本を読んでも
ピンと来ないかもしれないです。
こないだ春風亭昇太の「はじめての落語」っていう
CDを聞いたらすごく笑えました。
昇太は高座も文句なく面白いです。
そのうちこっそりCD送りますー。
「はじめての落語」、私も買いましたよ。
入門編としては最適ですね。
あれ聞いて以来、服着せられてる犬見ると
おかしくて仕方ありません。