私の自転車は21段変速のマウンテンバイクだけれど、タイヤが太いのでアスファルトとの摩擦が大きく、漕ぐのに結構力がいる。一方近ごろのママチャリというのは、軽い力で早く走ることに特化し、進化している自転車なので本当にかなわない。私は子供の頃から自転車が大好きで、近所の川を源流まで遡る旅とか、東京から岡山県倉敷市の友達の家まで、2週間かけて自転車で旅したこともあるのだけど。でも、ママチャリには負ける……。(さすがに折りたたみ自転車に抜かれた時は抜き返します。笑)
……元我堂の話のはずが、自転車のことばかり書いてしまった。閑話休題。元我堂では、毎日日替わりの店長が各自で「本日の一冊」として、おすすめ本を打ち出している。かれこれ2ヶ月ぐらい続けているのだが、今日は私の「本日の一冊」が売れた!その本は、
◎気まぐれ美術館/洲之内徹
(新潮文庫、1996年、初版)800円
だったのだが、たまたまふらりと立ち寄られた若い画家の男性に目を留めていただき、「本日の一冊って、今日しか出さないってことですか?あなたのお勧めなの?じゃ、これもらおう。」と言って買ってくださった。“本との出会い”を演出できることが、本屋さんの醍醐味なんだなぁ!と実感。そんな訳で、今日もせっせと品出した。
◎なんといったって猫/ドリス・レッシング
(晶文社、1987年、新装版初版)800円
◎本所深川散歩 神田界隈/司馬遼太郎
(朝日新聞社、1992年、2刷)600円
◎名作文学に見る「家」/小幡陽次郎、横島誠司(図)
(朝日新聞社、1992年、初版)1800円
◎坪田譲治作品の背景/坪田理基男
(理論社、1984年、初版)1500円
などなど。『名作文学に見る「家」』は、夏目漱石の三四郎の家、江戸川乱歩の怪人二十面相の家、カフカ『変身』のグレゴールの家など、国内海外の名作文学の文面から主人公の家の間取り図を起こしてしまうという面白い本。文学好きの方にも、間取り図好きの方にも楽しめる一冊だ。
平台の特集では、店主やすプロデュース『部屋と家』として、インテリア誌を中心に展示している。私も仕事部屋のインテリアをなんとかしたいけど、なにせ次々やってくる段ボールの山。。。

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手ぬぐい気に入ってます。
また近くまで行くことがあったら寄ります!
新しいお品書きも期待してます。
先日はわざわざお越しくださって
本当にありがとうございました!
お買い上げの手ぬぐい、元我堂で人気No.1なんです。
亀吉さんの家からはちょっと遠いですが、
阿佐ヶ谷の街はぶらりとお散歩しても楽しいところ
ですので、ぜひまた気が向いたらいらしてくださいね!