2006年11月09日

■なに屋さんなの?

長いことショーウィンドウのロールスクリーンを閉めたままで、中でゴソゴソ作り物をしたり、品物を並べたりしているので、ご近所の皆さまからよく「ここはなに屋さんなの?」と聞かれる。包丁研ぎ屋だと思っている人、展示するだけのギャラリーと思っている人もいる。

というか、皆さん中にどんどん入ってくるので、なに屋さんかわかんないけど、なんか面白そう、というウワサが広まっている感じ。早く看板をださなくちゃ。看板って、なに屋さんか一目でわかって、自由に入っていいお店なのかどうかを決める大事なものなんだねぇ。他のお店の店先をよく見て、入りやすい店がどうなってるのかもっと研究しなければ。

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ハタナカさんに手伝ってもらい、ショーウィンドウに、店名ロゴと旅猫イラストをつける。データ入稿で業者に作ってもらったカッティングシートを、位置決めして仮止め。

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ヘラで転写紙の上からよく擦って、ゆっくりと転写紙を剥がしていく。こういうのはハタナカさんの方が上手。

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貼れた!感動!なんですか、これだけでググッとお店っぽくなったじゃありませんか。びっくりしちまいました。これで、ご近所のおばあちゃんでも「ここは雑貨店なのねぇ」と一目で判ります。うれしいなぁ。

夕方(といってももう真っ暗)6時半、西池袋にあるブックギャラリーポポタムへ。今日は早稲田・目白・雑司が谷地域の有志の店が集まって、初顔合わせの交流会。

ポポタムに着くと、すでにイラストレーターの武藤良子さん、古書現世・向井さん、古書往来座・瀬戸さん、そして、千駄木の往来堂書店の笈入さんが。あれ?どうして笈入さん?往来座と往来堂を絶対間違えないようにしなくっちゃ!と密かに確認していたら、笈入さんはたまたまポポタムを見に来ていたとのことで、交流会には参加せず、途中でお帰りになった。あとから瑠璃屋さん、リコシェの阿部さんもやってきて、池袋西口の中華料理屋でわいわいと。

10月のUBCの時に武藤さんと、目白・雑司が谷周辺の古書店マップを作れるといいねーなどとお話したのがきっかけで、武藤さんが各店に声を掛けてくださって実現した今回の交流会。なのだが、はたしてナニをどうする、という具体的な話もなく、ま、初めは飲み会から、みたいな感じだったのだが、瀬戸さんが、早稲田・目白・雑司が谷の頭を取って「わめぞう」というのはどうかと発案。谷中・根津・千駄木の「やねせん」、荻窪・西荻窪・吉祥寺の「おにきち」に対抗?するのか?

すると、ポポタム・大林さんの、「う」はない方がよい、「わめぞ」の3文字がいい、カタカナはどうか、の意見に、武藤さんが賛同。「ホラ、フランス語みたいじゃない?ワ・メゾーン、みたいな」ふ、ふらんす語ですか?!

それからというもの、「わ」と「め」と「ぞ」が頭につく料理は何かを延々議論したり、本とか全然関係なく大暴走。下の画像は、その時メモしたノート。左上のワメ象は向井画伯、「わさび・めんたいこ・ぞうすい」発案はポポタム大林さん。このメモを見るにつけ、この先、この集まりがどうなっていくのかが楽しみでもあり、心配でもある。
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2006年11月06日

■外側のこと

月曜日を定休日と決めたので、まだ営業時間も公表してないが、誰がなんと言っても今日は定休日である。

この3ヶ月間、内側のことばかり考えて店作りをしてきたが、ちょっと、外側から客観的に眺めてみますと、ここは店というよりはやっぱり仕事場、事務所、……なに???

いかんいかん、自分でもわからん。通りかかった人はもっとわからないだろう。もっと、店らしくするには、そうだ、看板のことを後回しにしていたんだった。オーダー品だと高そうだし。

とにかく、店舗用品の殿堂、浅草合羽橋商店街へ行く。あるわあるわ、あらゆる看板がギラギラと、ところ狭しと並んでいる。

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かんばん劇場という名のお店で、スタンド式の看板を見せてもらう。看板で和風というと、蕎麦屋とか寿司屋にありそうな、民芸調、茅葺き屋根、水車小屋みたいなやつか、白と黒の、土蔵みたいな雰囲気の電飾看板とか、ちょっといただけない。黒板タイプで、いろいろ書き込めるのはよさそうだけど、今どきのファストフード店みたいだなぁ。

もっとシンプルで小さめのやつありますか、と聞いて、店のおじさんが奥から出してきたのは、縁なしの小ぶりな黒板看板。黒い地の色で、これにカッティングシートで切り文字を貼ればなかなかよさそう。お値段も手頃なのでそれに決めてしまった。

店の外側を演出するものとして、植木を置きたいと思っていたので、その足で上石神井にあるオザキフラワーパークという巨大園芸店へ行った。

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花鉢は無視して、山野草、盆栽のコーナーへ。華美でなく、半日陰でも丈夫で長持ちする植物を選ぶ。

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日陰でもどんどん増えるユキノシタと、紅葉した南天の中鉢。南天は火事を避ける、難を転ずるなどと言って縁起のよい植物。メダカ鉢に入れるトクサも買う。

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大家さんの玄関とお店の境界として、背の高い植木を置きたくて、庭木のコーナーも見る。本当は黒竹の鉢をイメージしていたのだが、思いのほか高くて、うんうん唸って諦めて、その半値ぐらいだった“いろはもみじ”の高さ160cmぐらいの鉢を買う。

植木を車に積み込んで店へ。さっそく店先に置いてみた。あら、ちょいといい感じ。
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2006年11月05日

■まだ作りものアリ

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あぁ〜こんな便利なものが売ってる!と、東急ハンズ4階木材売場で歓喜の声を上げた、L字型角棒。外寸12mm、内寸6mmってやつを買ってきて、白木に、いつものこげ茶のオイルステインで着色する。

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ガラスの棚板は6mm厚なので、ぴったりサイズで。棚受けを除けて、ガラスの断面にエポキシ系強力接着剤で貼っていく。

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ガラス棚は光を通すので、下に置いたものが暗くならない=照明が少なくてすむ、という、実のところセコいアイデアなのだ。

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前の断面にのみ、木を貼ることで、ちょっぴり重厚な感じに。他の什器とも調和する。

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貼れました。ぱっと見は木の棚なんだけど、なんなのかしら!?これ!?というのが狙いです。
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2006年11月01日

■値札付け

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週1回ハタナカさんが来てくれるので、彼女が雑貨の値札付けや、その他の雑務をちゃっちゃとこなしてくれ、売り場がだいぶ出来上がってきた。本も日々、自宅から運んできては棚に差している。少しずつ、少しずつ。

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秋らしい柄の手拭いを並べているものの、もう世の中はクリスマス商戦真っ盛り。和雑貨店なのでサンタクロースだのツリーだのは置きませぬが、手ぬぐいの柄は冬らしいものに変更しなければ。あひろ屋さんの南天、六花(雪の結晶)柄がおすすめです。

あ、そうそう、来年の干支である亥の飾り物が入荷したのだった。亥の置物、かわいくないのが多くて本当に困る。かわいいといってもマンガになったらダメだし、難しい。売れ残っても猿や犬と違って潰しが効かず、あと12年寝かせるのかと思うと非常に困る。亥
年というのは雑貨屋泣かせである。季節の先取りで、2ヶ月〜3ヶ月ぐらい先行した商品を並べる、というのが常識(12月に入ると雛祭り商品並べたりして!)なのだけれど、私はもう少しのんびり生きたい。
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2006年10月12日

■急ぎたいのはやまやまなれど

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本を並べてみた

家族や友人知人が様子見にやってくるようになったので、尻に火がついたような気持ちになっているのだが、日々の発送やメール対応、それからUBCに一箱古本市の準備もあるしとアワアワで、なんて誰にするともない言い訳をつぶやく午後3時。どっちが優先かと問われれば、よそさまへの責任と期限のある仕事なわけで、やっぱり自分の店のことが後回しとなっていく。畳の一目ずつでも、日々是前進。

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大家さんから、「旅館に泊まりに来たみたいだねぇ」という感想をいただいた、照明+笊。

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和傘の美しさを知って以来、どうしても売りたかった蛇の目傘。

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ご来店の折には、どうぞお手に取ってみてくださいな。

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もちろん開いちゃってください。中村主水の内職でおなじみかと思いますが、実際に触ってみるとその美しさに感動すら覚えます。
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2006年10月06日

■棚板届く

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本棚の棚板は、狭い店内が少しでも広く明るく見えるよう、6mm厚のガラスにした。このあとガラスに少し細工をする予定。

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とりあえずその辺にある雑貨をのせてみる。少しお店らしくなった。
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■ひろびろ〜

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自宅兼事務所の時は、あまりに作業スペースが狭いため、毎回梱包に難儀していた「かんからさんしん」。こんなに余裕で包めるわ〜。うれしいわ〜。の1枚。
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2006年10月04日

■のっとられる

知人からのメールに、「“メガネ系お笑い女子”なんて思ってないから大丈夫ですよ」と書いてあった。すでに“文系”が外れている。

気を取り直して、今日も自転車で出勤。店に着くと、店頭に大きなパラソルが差してあり、しゃかしゃかと何やら怪しい人、2名。

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あっ、兄です、兄です、包丁研ぎをここでやりたいとは聞いてたけど、いきなり今日から、しかも勝手に始めておりました。そして、師匠まで一緒です(左)!この方、刃物研ぎだけで生計を立てているすごい方で、カンナなどの道工具、美容・理容のハサミ、芝刈り機の刃など、刃物ならなんでも研いでしまうプロフェッショナルなのです。

そんな人に、たまたま釣りに行った荒川土手で偶然出会ってしまった兄は、師匠のなわばりを少しずつ譲ってもらって、技術も教わって、まるで落語みたいな人生を歩んでおります。

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早くも雑司が谷ご近所さまの包丁、ハサミなどが集まってきております。

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固い針金なんかを切って、刃がガタガタになってしまった裁ちばさみ、これは刃を立てるのに1時間以上かかるとのこと。最後には切れ味もよくなり、お客さんも喜んでいた。若干心配なのは、ここが雑貨屋ではなく、包丁研ぎ屋だと思われてしまうことだが、そこは兄がちゃんと営業トークで「ここは妹の雑貨屋で、もうすぐオープンするから遊びに来てね」と、ちゃんと宣伝しまくってくれたのがありがたかった。

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仕事場の奥ではハタナカさんが梱包作業中。助かりますようー。

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一箱古本市で配るタビネコしおりができました。3種類、それぞれ穴が開いていて、ひっくりかえすと………穴に意味があるんです。もしもどこかで手にしたら、じっくり見てくださいましー。
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2006年09月30日

■態勢整う

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バックヤードの梱包スペースに必要な道具が揃い、ここから発送ができる態勢がほぼ整った。

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雑司が谷からの初荷。斜め前がヤマト運輸の宅急便センターなので、すぐに持っていけるところが便利。先日、仕事場に出勤してドアの鍵をあけていたら、ヤマトの担当の人がセンターからひょいと顔を出して、「かねこさーん!荷物届いてまーす!」と呼びかけ、たたたたっと歩いて持って来てくれた。「いやぁ、来るとすぐわかるから便利ですねー」だって。不在票いらず。

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ハタナカさん作のペン立てにも、各種グッズが収まった。

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この棚、どういう用途だかわかりますか?

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蝿帳(はいちょう)といって、食品に蝿がたからないように保管しておく棚。サランラップがない時代の必需品だったのでは。扉や側面は通気がいいように網が貼られている。

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蝿帳の下にあるのは氷で冷やす木製の冷蔵庫。ご近所のおばさま方がなつかしぃわぁーと言って覗いていきます。昔は家の前まで氷屋さんが来て、ノコギリで氷をザクザク切って冷蔵庫に入れてくれたそうです。ご来店の際はぜひ見て、触ってください。めざせ、昭和のくらし博物館
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2006年09月28日

■とあるブツ

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オークションで見つけたとあるブツが届く。錆びついたボルトがどうにも外せないことがわかり、金ノコで切断することに。

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金属もがんばれば手動で切れるんですねぇ(汗びっしょり)。

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ピストン輸送で書類を持ち込む。旅猫雑貨店も丸4年になり、いろいろなファイルが結構な量になっている。税務上、5年間は要保管ですからねー。保管場所確保も大変です。
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