2007年01月09日

■配給物資

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ついに大家さんよりコメをいただく。リュックで担いで自転車で帰る
のに重いなんて絶対言いません。しかし大家さん昨日我が家のコメが
切れたことをどうして知っているのですか。
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2007年01月07日

■愛の水中花

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元我堂仲間のトシさん(木曜店長)が、デッドストックの水中花を大
量に仕入れたというので、旅猫用に少し分けてもらった。水中花とい
えば子供の頃、縁日で売られているのをよく見かけたのだが、今はど
うなのだろうか。自分で買った記憶はないけれど、商店の店先や
ショーウィンドウなどで、水を張ったコップに入れられた水中花をよ
く見たような気がする。子供心にはちっともひっかからないものだっ
た。あれは子供が遊ぶものじゃなくて、年輩の方が好むインテリアと
して人気があったんじゃないかと思う。ホラ、水中花のコップの隣り
には、タバコの箱で作った小さい傘が置いてあったりして。

トシさんが持ってきた水中花は重りに3種類の大きさがあって、1つ
1つ花や葉の形、色が違っている。小・200円、中・250円、
大・300円。すずらん、バラ、菊など、割と細かい細工なのに驚く。
あれ、楽しいかもーね。松坂慶子の『愛の水中花』が歌える自分は、
気が付けば年輩寄りでした……。

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水中花の他に、1970年代頃のものとおぼしき日本製の擬魚。箱入
りと、ビニール袋入りがあって、各500円。輸出用だったのか、箱
には「FLOATING LIFE-LIKE FISH」と書かれていて、パテント番号が
表示されている。箱と中のナイロンパッキンにヤケ・シミ有。

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こんな色っぽいお方も。

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金魚は、ランチュウと流金タイプがある。昭和30年代に作られた小
さな水槽にぴったり。思わず水中花(菊)も入れちゃいました。まど
ろむ午後、冬眠中の夢うつつの世界。不思議な気持ちを味わいたいあ
なたへ。
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2007年01月05日

■臨時休業のお知らせ

1月6日(土)は、都合により店舗を臨時休業とさせていただきます。
7日(日)は通常通り営業いたします。
よろしくお願いいたします。
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2007年01月04日

■刃物研ぎ承ります

兄がやっている包丁・ハサミ研ぎ(屋号:刃研ぎ堂)のホームページ
ができた。正月3が日をまるまる費やして、兄が自分で作ったそうだ。
雑司が谷の店頭で兄が実演する日は20件ほど、兄が不在の日でも常
時受付(翌日お渡し)しているのだが、だいたい毎日2〜3件ほど、
包丁や裁ちばさみなどが持ち込まれる。宣伝らしいことは何もしてい
ないので、たまたま店の前を通りかかって包丁研ぎをしているところ
を見てくださった方か、口コミで情報を伝え聞いて、少し離れた場所
からわざわざご来店いただく方もある。今後は郵送での受付も始めた
いとのこと。詳細が決まりましたら告知させていただきます。

東京都内近郊のバザーやお祭りなどで、包丁研ぎをさせていただける
イベントがあれば出張もいたします。駒込大観音のお祭では、毎年
2日間で100本の包丁が集まるとのこと!主婦の皆さまに大変喜ん
でいただいております。お気軽にご連絡ください。

▼刃研ぎ堂ホームページ
http://www.tcn-catv.ne.jp/~kai555/
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2006年12月04日

■80代のお友達と

ご近所に住むシノさんは80歳を越えて、今だ現役で居酒屋をひと
りで切り盛りしているおばあさんだ。はじめは兄の包丁研ぎのお客
さんだったが、旅猫雑貨店にもちょくちょく立ち寄ってくださる。
シノさんが店内に置いてあるわらじを見て、雑司が谷に布わらじ作
りの先生がいると教えてくださった。毎月、第1,第3月曜日に教
室があるので、一緒に行こうと誘われて、第1月曜日の今日、お昼
にシノさんと待ち合わせ、教室のある“ことぶき会館”へ出掛けた。

ことぶき会館は豊島区の公民館のようなところで、日本舞踊やコー
ラス、手話、囲碁・将棋など区民のサークルに、安い値段で広間や、
ちょっとしたホールを貸してくれる施設である。

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2階の20畳ほどある日本間が布わらじ教室の会場だった。日当た
りのよい静かな部屋で、掃除がしやすいように、ビニールシートが
敷いてあり、布わらじ製作台が人数分置かれていた。

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この製作台は先生の手づくりとのこと。

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まずは、先生が用意してくださっていた、端切れを細く割いた生地
の中から、自分の好きな色を選んでいく。

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ぞうりの縦糸になる縄。先生が端切れを5本掴んで、手のひらで
ひゅるひゅる〜と揉むようにすると、魔法のように固い縄状になっ
てしまう。

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左のおじいさんが先生。本職は雑司が谷の学生向け下宿のコックさ
んだそう。

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最初の編みはじめのところを、先生にやってもらう。先生は台では
なく、自分の足の指を使って作ってしまう。

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編みはじめのところがつま先になる。

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4本の縦糸に端切れ布をどんどん編み込んでいく。左右に引っ張る
と、わらじがどんどん細くなってしまうので注意。

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途中に赤とか黄色の差し色を入れると面白い。

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ここまでで1時間ぐらい。いやはや、初めてだからか、結構時間が
かかります。

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シノさんはどうしても幅が狭くなっていってしまって、先生が何度
も「はい、ほどいてやり直し」と言うのでちょっと凹み気味。シノ
さんがんばれー。

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「はい、あんたはもうそのぐらいで鼻緒つけるから」と言われ、手
を止める。鼻緒も端切れの色具合を揃えて、先生がひゅるひゅる〜
と縄をなってくれた。

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「最初だから」と言って、先生がどんどんやってしまいます。

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あら、ついちゃった。

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さらにかかとの方へ編み足します。なんとか履けそうなぐらいの大
きさになったかな?

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裏側はこんな風になってます。

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余計な布をハサミでじょきじょき切る。

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まだ前ツボのところを留めてないのですが、とりあえず今日はここ
まで。途中、お茶を飲んで休憩が1回あったけど、約3時間もかか
ってしまった。わらじ職人の道は遠い。次回はもう片方を同じよう
に編みます。乞うご期待。
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2006年12月03日

■ヴィンセント・ギャロと蛇の目傘

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元我堂仲間の石ころ嬢と、その旦那さま、しおみんが来店。写真は
しおみんが店内で蛇の目傘を差したけど、天井が低いのでおかしな
ポーズになっているところ。彼は現在、俳優修行中で、日本版ヴィ
ンセント・ギャロと私は勝手に思っている。男前であります。たく
さんのお買い上げ、どうもありがとうございました。

日曜日なので、通りすがりにふらっと店に入ってくる方が多く、週
末の店番は楽しい。兄の包丁研ぎの受注も快調で、ご近所の方は、
どちらかというと雑貨よりも包丁研ぎのお店として見ているのじゃ
ないかしらん。そして、包丁を出すついでに、店内をご覧くださる
という感じで、そういうお客さまの心を、グッと掴むような品揃え
をすることが課題です。まだまだだなータビネコ!
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2006年12月02日

■偶然の再会

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今年復刻されたばかりの『武井武雄・犬ぼう』いろはかるたが入荷し
たので、早速、かるたのコーナーに並べた。昔の『銀花』という雑誌
に、このかるたの絵だけが綴じ込み付録でついていて(それも復刻
だったのだが)、ときどき絵柄を見ては楽しんでいたので、実際に遊
べる現物を手に取ることができて、とてもうれしい気持ち。

一人でふらりと店に入ってきた女性が、その武井武雄のかるたを指差
して、「このかるた、私が子供の頃に遊んだのと同じです、懐かしい」
とおっしゃる。20代後半〜30代前半ぐらいの方である。お父さん
かお母さんが大事にしていたものなのだろうか。実際に中をご覧いた
だくと、絵柄のひとつひとつを覚えているという。特に、「泣きっ面
にハチ」は、妹さんが泣いた顔にそっくりだったとか。

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妹さん、今はどんな人に成長されたのでしょうか。気になります。
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2006年11月29日

■猫ばあば

当店の大家さんはご自身でも猫を飼いながら、雑司が谷霊園に住む
野良猫たちに、朝・昼・晩と何十年もエサをやり続けてきた、筋金
入りの猫好きだ。その大家さんのご紹介で、店のすぐ近くにお住ま
いの写真家、武田貞子(たけだ・ていこ)さんの写真集と、オリジ
ナルプリントのポストカードセット6種を取り扱わせていただくこ
とになった。

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<▲クリックで画像拡大>
武田貞子写真集『鬼子母神の猫ばあば
上川口屋十三代目店主 内山雅代さんの暮らし』
税込¥1890(本体¥1800)
落款・署名入り


「鬼子母神の猫ばあば」とは、鬼子母神境内にある駄菓子屋、上川
口屋を営む内山雅代さんのことである。上川口屋の創業は元禄年間、
当初はさらし飴を売る飴屋だった。代々、安井家によって店は引き
継がれ、現在の雅代さんで十三代目だという。

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捨てられた子猫を愛おしそうに抱きしめた、もんじろう。
この子猫はやっと慣れてきたころ突然死してしまう。
その数日後、あとを追うようにもんじろうも亡くなった。


ポストカードはそれぞれ異なる写真が3枚入りで、6種類、
各525円。印刷ではなく、武田さんご自身がオリジナルプリント
で作っている。ポストカードに添えられた短いコメントに、武田さ
んの猫と猫ばあばへの温かい気持ちが溢れている。

※通販可能です。メールの件名を「『鬼子母神の猫ばあば』購入希
望」として、住所・氏名・電話番号・メールアドレスをこちらまで
お知らせください。折り返しお支払い方法などをご連絡させていた
だきます。
※都内では神田神保町・すずらん通りにある書肆アクセスでも購入
できます。
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2006年11月28日

■夜の学校 夜の散歩

店を早めに閉めて、神保町の東京古書会館へ。「古本・夜の学校
という、ライターの荻原魚雷さん、書肆アクセス店長・畠中理恵子
さん、エッセイストの石田千さんのトークライブ。古書会館の8階
で行われたのだが、このイベントは“お酒を飲みながら、都心の夜
景が見える部屋で”というのが「夜の」学校たる所以らしい。本日
のテーマは「神保町のこととか」。

荻原さん、石田さんのお二人は初めてお姿を拝見。荻原さんの「
壇高円寺
」は更新されるたび、楽しみに読ませていただいている。
著書『借家と古本』(コクテイル文庫)も、旅猫雑貨店で販売中で
ある。(すべてサイン入りですよ!)それで、実際はどんな方なの
かとても興味があったので、よい機会となった。本を語り出すと止
まらない魚雷さん、神保町の街の移り変わりを見てきた畠中さん、
淡々と自分と古本の関わり方を語る石田さん。それぞれの個性が出
ていて、和やかなトークライブだった。

8時過ぎ、古書会館を出て久しぶりに歩くことにした。数年前に御
茶ノ水の日大病院に2ヶ月近く兄が入院していたことがあり、毎日
見舞いの帰りは御茶ノ水から茗荷谷、時には池袋まで歩いて帰って
いた。夜に街を歩くのがいいんですね。都会の散歩は夜です。

途中で、今日が三の酉だったことに気が付く。水道橋から江戸川橋
へ裏道を抜け、護国寺前を通って雑司が谷へ。店の近くの大鳥神社
へ急ぐ。

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もうほとんど人がいない境内に、3軒ばかり、たこ焼きなどのテキ
屋が暇そうにしている。奥に熊手を売るテントがずらりと並んでい
て、いつもどの店から買おうか悩む。似ているようでいて、縁起物
の細工が1軒1軒違うのだ。

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熊手は、年々大きいものを買っていくのだというので、前回は三千
円の、手のひらを広げたぐらいのにしておいたのだった。今年は五
千円札を1枚握りしめてきた。ちょうど目の前にいたおじさんに、
「五千円のを1つください」と言うと、「もう終わりだから、八千
円のあげるから」と行って、前回の手のひらサイズの4倍はありそ
うな、立派な青竹にこれでもかと飾りがついたのを取ってくれた。
おまけに亥の絵馬と、大入袋に入った亥の根付けを2個、つけてく
れた。

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その熊手を抱えて店に戻り、帳場の横の壁に吊り下げてみた。豪勢
ですなぁ。分不相応。とにかくありがたいことで。熊手のご利益か、
翌日は本当に売上げが良かった。
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2006年11月26日

■目がまわる

ちょっと前まで、吉祥寺のVICなんかに山と積まれていたコロム
ビア製レコードプレイヤーGP−3が、製造中止になったと聞いて
がぜん欲しくなってしまった。同じポータブルレコードプレイヤー
では、ステレオ出力かつ、お値段もちょっと安いVestaxが人気の
ようだが、こっちはおしゃれすぎて店の雰囲気に似合わないのであ
る。コロムビアのおもちゃっぽい赤と白の、“昭和のかほり”がな
ければ。そうして欲しくなっていざ探し出すと手に入りにくい。
ようやくネットオークションで見つけて入札するも、私の希望価格
よりも高値で他の人に落札されてしまった(競り合う気はなし)。
気長に待っているとまた出品があり、今度のはなぜか誰にも注目さ
れないまま、私だけの入札で安く手に入れることができてしまった。

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新品のまま箱に入れて保管されていた感じで、とても状態がよかっ
た。何年かぶりで、レコードに針を落とす緊張感を味わう。レコー
ドのホコリを取るためのビロード状のクリーナーのことも思い出す。
あれは今も売っているのだろうか。片面が終わってはひっくり返し、
また針をのせる。ああ、レコードってこんなに面倒くさかったん
だっけ。ほうっておけば音が出ないまま、いつまでもくるくる回っ
ている。デジタル師匠の高尾さんがやってきて、「音に艶があるね
ぇ。」と褒めてくれた。

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かけていたのはこちら。

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ああっ。お客さまのNさまが、雑司が谷界隈の地図を、藁半紙で
こんなにたくさん印刷してきてくださいました。ありがとうござい
ます!お店で配布中。
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2006年11月25日

■極寒・手創り市

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鬼子母神にて初めての手創り市が開催された。中板橋にあるroji
cafe
が主催。(最近、板橋に気になるお店がいくつかあって、近日、
足を延ばそうと思っている)私は世の中の動向・流行に割と疎いの
で、「手創り市」というのがいろんな場所で開催されていることを
知らなかった。フリーマーケットやバザーと異なるのは、中古品や
古物を売ってはイケナイということ。手作りの品物であること。も
のは試し、と申し込んで、旅猫雑貨店の手作り品をカートに積み込
み、朝9時に鬼子母神境内へ。

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会場に着いてはじめて気がついたのだが、与えられたブース(1m
80cm四方)に品物を並べるのに、敷物がなくてはならない。そ
れと、店番をするための椅子・座布団。防寒対策として携帯カイロ
等。すべて持ってきていなかった。他の出店者の方々は、そのあた
り怠りなく万端整えてきていらっしゃる。あいや!急ぎコンビニへ
走って、ナイロンのピクニックシートを調達。貧乏くさ〜(笑)
ダメだなぁ、自分。

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売りものは、ヤマオカ女史作の当店オリジナルブックカバー。共布
でわたくしめが作ったコサージュ、それから湯たんぽ袋に、着物地
のたばこ入れを。フェルトや編みぐるみ、バッグといった女の子ら
しい出店が多い中、かなーり地味。

鬼子母神境内は木に囲まれていて、せっかくの快晴にもかかわらず
全く日が当たらない。湿った土の地面から冷気がしんしんと伝わっ
てきて、開始10分ぐらいであまりの寒さに帰りたくなってしまう。
とてもじゃないが夕方まで持たないから、なんかウソをついて早退
しようと真剣に考える。が、それもおとな気ないな、と考え直して、
コンビニで買ってきた貼るカイロ1袋(10枚入)を、左右の手袋
の中、背中、腰とお腹、靴底、足の甲にすべて使い、耐えることに
する。それでも手足がかじかんだ。

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出店ブースから上を見上げると、紅葉。

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境内の駄菓子屋・上川口屋の屋根から観察している方。

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隅っこの方では、こんな方とか、

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こんな皆さんもいて、人間観察はかなり楽しめました。

お隣に出店していた、インドサリーで布小物や服を作っている方が
とても親切にしてくださって、つま先用のカイロをいただいたり、
トイレに行っている間、店番をしてくださったりした。たいへんお
世話になりました!
お昼頃からポポタムの大林さんや往来座の瀬戸さん、東京セドリー
ヌのAkiさん、古書現世の向井さん(→「雑司が谷無法地帯」参照)
が来てくださって、かなり楽しくなった。また午後からは思いのほ
か品物が売れたりして、なんとか4時まで続けられた。でも寒さに
は本当に弱いので、12月の出店は無理そう。また来年の春頃に出
られたら、その時はがんばります。
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2006年11月24日

■日々うつろう

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先週はこんな色だったもみじが

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今週はこんな色になった
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2006年11月23日

■まだやります

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円筒に入ったブツが到着。
カッティングシートの切り文字で、スタンド式の看板を作る。先日、
某業者さんに見積りを依頼したら「文字数多いから4万8千円」と
の連絡があり、(うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、無理!)と心の中
で絶叫。それじゃあ自分でやりますわ。

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スタンド式の看板に、位置を合わせて仮止め。

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シートが大きいので、“水貼り”をする。台所洗剤を数滴混ぜた水
を霧吹きで吹き付ける。(洗剤を混ぜると、水抜きがしやすくなる
とのこと。洗剤が多すぎるとシートの付きが悪くなるそう。)

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仮止めを支点にして、シートをひっくり返し、裏側の台紙を剥がす。

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カッティングシートの粘着面を、看板本体にヘラをつかって密着さ
せていく。霧吹きの水分を押し出すように。そしてこのまま水分が
乾くまで1日おきます。

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翌日。カッティングシートの上の転写紙をそっと剥がしていく。勢い
がよすぎると、細かい部分が転写紙にくっついてきてしまうので、
慎重に……

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できた!
うれしい反面、なんだか恥ずかしいのです。ああ、こそばゆい。
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2006年11月19日

■雨の日

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雨である。元我堂の店番をしている時から経験しているけれど、雨
の日の古本屋というのは、よく言えば本当に静かだ。悪く言えば本
当に暇だ。雑貨屋もしかり。
こんな日は本でも読んで、といきたいところだが、やることが山積
みなので、ひとつひとつ優先順位をつけながら片付けていく。
そこへ、ドアを開けて来店してくださったありがたいお方。見れば、
西秋書店の西秋さんだ。ご家族でいわさきちひろ美術館を見てきた
帰りだとか。今年生まれたばかりのお子さんを抱っこさせてもらっ
た。メガネのおばちゃんが珍しいのか、人の顔を見てはニコニコと
笑っており可愛いかった。
売上げは見事に撃沈。落語でも、「万度(ばんたび)いいと天狗に
なっていけねェ」と先代の正蔵師匠が言ったとか。これからも天狗
になりようがない日々だと思うが、凹まず慌てず、いきますよ。
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2006年11月18日

■きーっ!

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湯たんぽ出荷ラッシュ、再び。
顔が、このダルマさんのようにきーっ!となっております。
心臓がバクバクします。お客さーん。もうすぐ届きます。

それなのに、嗚呼、それなのに。
湯たんぽ早くもメーカー品薄の報あり。いやーん。
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2006年11月17日

■第二の人生

自宅近くに、ガラス貼りの古めかしい調剤室を持った昔ながらのくす
り屋があったのだが、1ヶ月ほど前からシャッターを閉ざし、中で商
品や什器の片付けをはじめていた。そのくすり屋の両隣りの商店も数
年前に閉店して、あとに新しい店舗が入るでもなく、その一角がさら
に暗く寂しくなってしまった。
すぐ近くに大手チェーンのドラッグストアが2軒、それに処方箋薬局
も2軒と、立て続けにできてしまったから、古くからの個人商店では
太刀打ちできなかったのだろう。実際、私もそのくすり屋を利用した
ことはなかった。木枠のショーケースの上には折鶴ランの鉢、壁のポ
スターは色あせ、今でも乳鉢で粉薬を調合してくれそうな白衣のおじ
いさんが奥にいた。そのまま江戸東京たてもの園に移築しても違和感
のない雰囲気だった。
先日、前を通りかかった時、半分シャッターが開いていて、ガランと
した店内をおばさんが掃除しているのが見えた。もうすっかり商品も
什器も処分してしまったと思ったら、すみっこに不要品と思しきもの
がいくつか置かれていて、その中に傘立てが見えた。
私の店にはまだまだ足りないものがたくさんあるのだが、そのうちの
ひとつが傘立てで、なかなか満足いくものが見つからないので、妥協
して変なものを買うよりは、なくてもなんとかなる、と開き直ってい
た。(お客さんにしてみれば傘の置き場がなく迷惑な話だ。ごめんな
さい)それで、ダメもとでおばさんに、「この傘立てを譲っていただ
けませんか」と声を掛けた。ほうき片手におばさんが出てきて、「ど
うせ捨てようと思っているものだから、どうぞお持ちなさい」と言う。
思いがけず、傘立てを入手。店に持ってきて、水洗いをしてホコリを
落としたら、まるでここに何十年もあったような顔で、入り口の脇に
ぴたりと収まった。

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2006年11月15日

■早稲田で年末イベント

出掛けようと思ったら自転車がパンクしていた。近所の自転車屋で
修理してもらったら、金属の破片がタイヤに刺さっていた。この3
ヶ月ちょっと、走りに走って、ただでさえ古い自転車なのだが、も
うタイヤが劣化してひび割れてきているし、ギアとブレーキのワイ
ヤーも相当傷んでいる。新しい自転車に買い換えたい気持ちはある
のだが、この自転車に愛着もあり、ワイヤーを交換して延命しよう
と思う。

今日はハタナカさんが手伝いに来てくれる日で、彼女が先に店を開
けてくれた。一人で店番は緊張すると言ってたけど、大家さんが来
て2人でいろいろ話していたみたい。「アンタ!店主が遅れちゃダ
メよ!」と大家さんに怒られた。笑ってごまかす。

3時頃、早稲田・古書現世の若旦那と、葛飾にある立石書店の牛イ
チロー先生こと、岡島さんがいらっしゃる。12月に、立石書店が
葛飾区から早稲田へ移転、オープニングイベントとして店内で古本
市を行う。そこに当店も出店させていただくことになった。お馴染
みブックカバーや、乙女ゴコロをくすぐるような和雑貨を集める予
定。寄席で言うと、紙切りとかマジックにあたる“色もの”として、
立石書店の再スタートを精いっぱい盛り上げていく所存です。いつ
も向井さんのブログで、お名前だけは存じ上げていた牛イチロー先
生、お会いしてみると、お顔に見覚えが。古書展でよくお見かけし
ていたのだが、お名前と顔が一致していなかった。お忙しい中、わ
ざわざお越しくださって恐縮でした。

ということで、イベントの詳細です!

立石書店オープニングイベント 古本市/夜・昼

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◎日時
2006年12月21日(木)〜22日(金)
21日(木)古本市・夜 19:00〜23:00
22日(金)古本市・昼 12:00〜17:00

◎会場
立石書店(早稲田古本屋街・穴八幡寄り)→ MAP
新宿区西早稲田2−1−2−1階(電話番号は後日発表します)

◎特別企画
『路上派遊書日記』刊行記念 南陀楼綾繁「けものみち」放出セール
南陀楼さんの蔵書から約300冊を放出予定。

◎参加書店
海月書林 http://www.kurageshorin.com/
蟲文庫(倉敷)http://homepage3.nifty.com/mushi-b/
古書現世(早稲田)
三楽書房(早稲田)
にわとり文庫(西荻窪)
古書往来座(池袋)http://ouraiza.exblog.jp/
ハルミン古書センター(浅生ハルミン)http://kikitodd.exblog.jp/
書肆アクセス(神保町)http://plaza.rakuten.co.jp/accesshanjoe/
リコシェ http://www.ricochet-books.net/
旅猫雑貨店(雑司が谷)http://tabineko.seesaa.net/

◎立石書店の正式オープンは26日(火)となります。
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2006年11月14日

■気がつけば

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定休日明け、店の掃除などしつつふとカウンターから外を見れば、
ちらり覗く“いろはもみじ”が紅葉しはじめていた。どうして赤く
なるんでしょうねぇ。ふしぎたのしい。

「江戸ッ子は自然なんてそんなに好きじゃねぇんだ、人間の方が
よっぽど面白れぇから」と家元が言っていたけど、物心ついた時か
ら海も山も見えないところで育っているから、そういうところもあ
るとおもう。私の中の自然は、六義園とか、小石川植物園、少し遠
出した荒川土手のことであった。かわいそう、と思う方もいるだろ
うが、東京の都会が好きだし、ここでなければ住めないとも思う。
公園だの、よその庭先だの、街路樹だの、果ては小さな小さな盆栽
だの、加工された自然を眺めて、せめて季節を感じようと思うわけ
です。

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加工された池
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2006年11月13日

■手創り市

11月25日(土)は、雑司が谷・鬼子母神境内で行われる
手創り市」に参加するため、店は臨時休業となります。

この「手創り市」自体、初めてのイベントとのことで、どんな感じ
の品物が並ぶのか、当日、会場に行ってみないとわからないのです
が、旅猫雑貨店は浴衣地、手ぬぐい地のオリジナルブックカバーと、
湯たんぽ袋少々、着物地のコサージュなどを出品する予定です。

雑司が谷鬼子母神
手創り市
2006年11月25日(土)9:00〜17:00
会場案内は →こちら
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2006年11月11日

■開店しました

思えばスタートは暑かった……首にアイスノンを巻き、日焼け止め
を塗って自転車通勤していた頃は、こんな季節になるまで準備して
いるとは予想だにせず。今や北風吹き枯葉舞い、晩秋というよりは
初冬である。はぁ。

ため息をついていても始まらないので、本日大安吉日(←こればっ
かり)、ウィンドウのロールスクリーンを開けはなって、ひっそり
開店してみる。ここを開けているか、開けていないかで、前を通る
人の反応が面白いほど違うのがよく見える。

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買い物に行く途中の奥さま、近くにある日本女子大の学生さん、
赤ちゃん連れの若いご夫婦など、ポツリポツリと店内に入ってきて
くださる。おっ、『現代豆腐百珍』など、シブい本が売れていく。
手ぬぐいと古本、竹の箸と古本、風呂敷と古本、そんなお買い上
げがあると実にうれしくなる。もっとお客さんに楽しんでもらう
には、まだまだ推敲、工夫の余地あり。

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ご来店の際は、畳ベンチでごゆるりと。

店舗の詳細は → こちら をご覧ください。
posted by か猫 at 00:00| Comment(13) | TrackBack(0) | □雑司ヶ谷仕事場日記 | 更新情報をチェックする