
安かったので「荒木田土」という園芸用土を通販で買ったら、10kgの米袋ぐらいの量(土なので重さは20kgはある)が届いてびっくり。運んできたヤマト運輸のお兄さんも「やばいよこれ!」とへっぴり腰になるほど。もっと小さい袋だと思ってた。ネット通販はむずかしい(わたしも運営してるので、勉強になりますねえ)。メダカ用の睡蓮鉢の底の方にちょこっと入れるつもりだったので、残った土をどうしたらいいのか……。プランターに田植えでもしようかしらん。もう遅いか。

土とセットで、前から探していて園芸店やアクアリウム専門店ではなかなか手に入らなかった「アサザ」という水生植物も購入。これ、日本で絶滅が危惧されている植物だという。そんなの通販で売っていいの?ってなもんだが、大事に育てて増やしましょう。

仮住いといいながらかれこれ2ヶ月も黄色いバケツで暮らしている親メダカ。見た目もなんなので、ちゃんとした陶器の水鉢にお引っ越し。

荒木田土を鉢底に入れる。火鉢に入れたケト土よりは粘度は低いが、ぽくぽくとしたかたまりの多い粘土質の土。

アサザの葉が水面に浮くように、土の高低差をつけて調整。

水を注ぐ。この時、水を少しずつそろりそろりと入れれば濁りが少なくて済むのかもしれないが、根がせっかちなので無理。どぼどぼと注いだので激しく濁る。あーあ。
待つこと1週間。
ところが水の濁りがなかなかとれない。荒木田土は粒子が細かいらしく、水に溶け込んでいるみたい。これは一回、上澄みを掬って入れ替えしないとだめかな?などと考えているとき、不思議な物体が目に入ったことである。(えー、またぁ?)

なにこれ!!頭がハエで体がトンボでしっぽがエビ!ひー。
都会ッ子なもので、生まれて初めて見た。こ、これはヤゴというものなのでしょうか?インターネットで検索すると、「イトトンボの仲間のヤゴ」というのに似ている。今のところ雑司が谷でトンボを見かけたことはないので、土にまじっていたのでしょうか。それともアサザにくっついていたのでしょうか。いつまでこの水鉢にいるつもりなわけ?メダカが入れられないんですが……。