2012年08月16日

■カガモク豆こけし雑貨のご紹介

8/20追記:「カガモク 日々の暮らしと豆こけし展」は終了しましたが、一部商品は今後も取り扱う予定です。売り切れた商品もご予約を承ります。

カガモク 日々の暮らしと豆こけし展」も残すところ4日間となりました。通信販売の受付を開始いたします。たいへんお待たせいたしました。

品物によっては在庫が残り少ないものもございます。また、店頭でも同時に販売しておりますので、ご注文の時点で品切れとなった場合は、ご予約という形でご注文を承ります。その場合、すべて手仕事で製作しておりますので、お届けまでにしばらくお時間をいただきます。

こけしの絵付けは手描きのため、1点1点、微妙に表情が異なります。通販の場合は、こちらで選ばせて頂くこともご了承くださいませ。

memo1.jpg◎ご注文、お問い合わせはメール・お電話・FAXでも承ります
>>通信販売の手引き

▼写真クリック、オオキクナリマス
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こけし箸 2,000円 再入荷しました!
こけし箸(つまようじ収納付き) 3,000円

寸法:約21cm 材質:サクラ
塗装:蜜ロウ仕上げ(こけし部分のみウレタン塗装)

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▼写真クリック、オオキクナリマス
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「つまようじ収納付き」はこけしの頭をはずすと、筒状になった部分につまようじが収まっています

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▼写真クリック、オオキクナリマス
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こけしミニスプーン/ミニフォーク 各1,500円
寸法:約11.3cm
材質:カエデ
塗装:蜜ロウ仕上げ(こけし部分のみウレタン塗装)


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▼写真クリック、オオキクナリマス
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こけしボールペン 1,500円 再入荷しました!
寸法:約10.5cm
材質:サクラ  塗装:ウレタン塗装

*芯の交換が可能です。ラジオペンチ等で先端をつまんで引き抜いてください。替芯はトンボ・品番BR-SFをご使用いただけます。

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こけしの頭がキャップです

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書くときはこけしの頭を反対側に!

▼写真クリック、オオキクナリマス
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夫婦こけしボールペン 2,000円
寸法:約10.5cm
材質:サクラ(ケースはクワ) 塗装:オイル(荏油)仕上げ

*芯の交換が可能です。ラジオペンチ等で先端をつまんで引き抜いてください。替芯はトンボ・品番BR-SFをご使用いただけます。

▼写真クリック、オオキクナリマス
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コーヒー好きのカガモク・カガコウジさんは、元々、木製のカフェグッズを作っていました。ご自身でコーヒー豆の焙煎もされるとか。こけしとコーヒーを愛する方、お見逃しなく!

▼写真クリック、オオキクナリマス
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こけしコーヒーネル 1,500円
寸法:約19cm(ネル部分直径:約10.5cm)
材質:サクラ、ステンレスワイヤー、綿
塗装:こけし部分ウレタン塗装


▼写真クリック、オオキクナリマス
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▼写真クリック、オオキクナリマス
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こけしコーヒーメジャースプーン 3,000円
寸法:約9×4cm
材質:サクラ
塗装:オイル仕上げ(こけし部分のみウレタン塗装)


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▼写真クリック、オオキクナリマス
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えじこコーヒーカップ 2,500円
寸法:高さ 約9cm
   カップ直径 5.5cm ソーサー直径 11.5cm
材質:えじこ/サクラ カップ&ソーサー/磁器

塗装:えじこ部分ウレタン塗装

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小さなデミタスサイズのカップです
カップの底に、芸者さんのレリーフがあります


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▼写真クリック、オオキクナリマス
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こけしミルクピッチャー(大) 1,200円
寸法:高さ 約6.5cm 直径 3.3cm
材質:こけし/サクラ ピッチャー/ステンレス


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小さなえじここけしが、ミルクピッチャーのフタになっています

▼写真クリック、オオキクナリマス
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こけしティーサーバー 2,800円
容量:400ml
材質:こけし/サクラ 本体/耐熱ガラス


紅茶、中国茶、ハーブティーなど、ティーバッグでお茶を入れるのに最適なサイズです。

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こけしボタン(2個入) 500円<←売切れ>ご予約承ります
寸法:約4cm 材質:サクラ 塗装:オイル仕上げ

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バッグやポーチの止め具にしたり、ジャケットのワンポイントにしてもかわいいですね!

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こけしネックレス 1,500円再入荷しました!
寸法:こけし部分 約4.5cm 紐の長さ:約40cm
材質:サクラ


身につけるこけし。いつもこけしと一緒!

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posted by 店主かねこ at 05:56| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2012年08月08日

■9日スタート!「日々の暮らしと豆こけし展」

▼写真クリック、オオキクナリマス
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旅 猫 雑 貨  其 の 十 三
カガモク
 日々の暮らしと豆こけし展

2012年8月9日(木)〜19日(日)
12時〜20時(日曜 11時〜19時)
*期間中は休まず営業いたします

会場 旅猫雑貨店・店内にて(地図
http://www.tabineko.jp/shop_info.html

◎◎カガモクより限定プレゼントのお知らせ!◎◎
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期間中、カガモク製品を5000円以上、または3点以上お買い上げの方、先着10名さまに、無地の
豆こけしストラップ」を1つ差し上げます。キナキナ風にそのまま使っても、自分でオリジナルの絵付けにチャレンジしても楽しいですよ!

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サクラ材や、カエデ材を使って丁寧に仕上げられたこけし雑貨が揃いました。前回のご紹介の際、「ちょっと不細工(?)」などと書いてしまいましたが、カガコウジさんの絵付けはどんどん進化していました。数年後には、こけし工人リストに名を連ねているのでは?と思ってしまうくらい、とてもいい表情の豆こけしたちです。

会期中、各アイテムのご紹介をこのブログでいたします。帰省中や、遠方にお住まいみなさま、通信販売も承りますので、よろしくお願いいたします。


<おまけ>
カガモク・カガコウジさんが2年前にご結婚された際、引き出物として作ったという「こけし手ぬぐい」をわたくし店主にくださいました。カガさんと奥さまにそっくりなこけしがさり気なく描かれた模様、そして中央部分は、むむむ、これは!頭にかぶるとこけしになれるデザイン!

ということで、かぶってみましたー(お見苦しくてすみませーん)


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これで店番しようかな



posted by 店主かねこ at 22:47| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2012年07月23日

■トマソン社の展示市、盛況です

小雨が降ったり止んだりと、お天気はいまひとつでしたが、旅猫雑貨店で開催している「本で旅する日本地図 ートマソン社の展示市ー」は週末の2日間とも盛況となりました。ご来店いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。

21日(土)はトマソン社代表・松田友泉君と、コミュニケーション担当社員の切貼豆子さんが在店、2人が交代で店内BGMのDJ(昭和歌謡から映画サントラ、ももクロまで!)をしながら、本の説明や接客をしていました。豆ちゃんがいると、店内が3段階ぐらいブラッシュアップされた感じに明るくなります。また次の週末も在店していただけるとのことなので、豆子トークが聞きたい方もどうぞご来店くださいね。

さて、その他にもいろいろとうれしいことの多い週末でした。

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トマソン社で取り扱っている、沖縄の出版社・ボーダーインク刊『沖縄本礼賛(おきなわぼんらいさん)』の著者、平山鉄太郎さんが奥様とご来店くださいました。

わたしは平山さんとは面識がなく、わざわざトマソン社のイベントに足をお運びいただきありがたいなぁと思ってご挨拶しました。友泉君が、「奥さんは前にも旅猫さんに来たことあるそうです、三線をやっているんですよ」と教えてくれて、よくよく見ると、なんだかこの方、わたし知っている……そうだ!10年ぐらい前に通っていた沖縄三線の教室で、講師の助手をしていた方では?と気がつき、おそるおそる、

「あのー、奥様は旧姓は伊藤さんですか?」と聞くと
「えっ?そうですけど」
「いとちん先生ですよね。わたしひばりが丘の教室で三線教わってました」
「えーーっ!」

と、わたしにとってはオドロキの再会でした。当店ご近所のお鮨屋さん「鮨義」の若旦那・よっちゃんも同じ宮古島の師匠に師事されていて、お知り合いの方なのです。現在、ギター×三線のユニット「わらぶー」として活動されているとのこと。いとちん先生の三線と歌、とっても憧れてました。ライブに行ってみたいな。

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それから、みちくさ市に出店されていた、古本界で有名なブログ「古本屋ツアー・イン・ジャパン」(通称:古ツアさん)が、「都電荒川線 古本屋分布図」なるものを配布していると聞きつけ、豆ちゃんに頼んで入手してきてもらいました。うれしいことに、当店も掲載していただいておりました!感激!古ツアさん、ありがとうございました!

ブログでも何度か当店のことを記事にしていただいているのですが、古ツアさんがカメレオンのように気配を消すのがお上手なのと、わたしがぼんやりしているのとで(海ねこさんは、イベントで初めて古ツアさんを見かけた時、すぐにわかったそうです)毎回、古ツアさんだと見抜けず、ブログを見て「アーッ!あの本を買った人!?」と認識する始末。ちゃんとした古本屋じゃないのに、いつも褒めてくださってありがたいです。

あと、2003年〜2005年頃に関わっていた阿佐ヶ谷の古本屋〈元我堂〉の日替わり店長時代のことを、ネット上で唯一評価してくださっているのも古ツアさんで、そのお礼を伝えることができたのもよかった。元我堂時代、西秋書店の西秋さんや、古本酒場コクテイルの狩野さんにもお世話になったのですが、お客さんとしてちゃんと見てくれていた人がいたんだーと思って、とてもうれしかったのです。

古ツアさん(=小山力也さん)は、トマソン社の雑誌『BOOK5』に「新刊屋ツアー・イン・ジャパン」という連載を寄稿しておられます。

うれしくてついつい、長々と書きました。
それではまた。


posted by 店主かねこ at 16:26| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2012年07月20日

■トマソン社の古本箱もアリマス

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旅猫雑貨店のウィンドウはただいまトマソン社のキャラクター(?)、トマソン君にのっとられております。(搬入の時、トマソン社代表のu-senが旅猫の上にトマソン君を貼ろうとしたので、一瞬、殴ってやろうと思いました・笑)

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さて、お知らせした通り、店頭にトマソン社の古本箱を設置しております。21日(土)〜、ご近所のジャングルブックスさんの店頭でもトマソン社の古本箱が設置されます! 旅猫ージャングルの軒先市です。どうぞ両店をチェックしてくださいね。

ツイッター(@tabineko_jp)では、トマソン社の棚からおすすめのリトルプレスを毎日ご紹介しています。トマソン社のサイトから注文ができるようリンクしていますので、こちらもぜひご覧ください。

心配なのは週末のお天気。今日の雑司が谷鬼子母神の盆踊りは中止になったようです。明日は雨が止むといいですねー。それでは。

posted by 店主かねこ at 21:25| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2012年06月21日

■夏至の日、ちょっと一服

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パッ!と音が聞こえてきそうな、花火みたいな花
雑司が谷のあちこちで見かけます

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植物にはいい季節だなぁ

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陶芸家の堀越洋司さんにいただいた、お手製のパウンドケーキ。抹茶とホワイトチョコレート。毎日のように、自分で作った焼き菓子をfacebookにアップされていて、おいしそうだな、たべたいな、と思っていたら、いま、目の前に。なんだかとても、「有り難い」ことです。陶器だけじゃなく、お菓子も焼ける陶芸家。堀越さん、ありがとうございました。

さて、仕事しようっと。

posted by 店主かねこ at 17:31| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2012年05月12日

■6月、7月の展示予定

店内の棚を使って10日間前後の日程で行っている展示販売イベント《旅猫雑貨展》は、早いもので次回で「其の十一」となります。

「其の一」が2010年11月の「小鹿田焼 あさ ひる ばん」で、はじめは2〜3ヶ月に1回ぐらい、面白い企画展ができれば楽しいなぁ〜ぐらいの感じで始めたのですが、今年に入ってからお陰さまで毎月1回のペースで開催しています。

これも出展者のみなさまとのご縁とタイミングがあってのもので、本当にありがたく、かつ楽しく過ごせて、ぼかぁシアワセだなぁ〜!と加山雄三みたいなことをつぶやきたくなります(古い)。

出展をお願いしているのは、当店のお客さまにゼヒ紹介したい、楽しんでいただきたい、アッと驚いていただきたい!と思える作り手やお店の方々で、誠に微力ながら応援団のような気持ちも持っています。

前置きが長くなりました。さて、これからの展示予定です。

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旅 猫 雑 貨  其 の 十 一
聚落社「なつかしくてあたらしい紙」展
2012年6月14日(木)〜24日(日)

jyurakusya_01.jpg京都にある聚落社は、京友禅紙の技術を身につけた職人が立ち上げた、紙と紙製品を扱う会社です。和紙に1色ごとに色をのせていく手染めの技法ならではの風合いのある紙の世界をお楽しみください。包装紙や便箋のほか、箱や紙袋、ノートなどの加工品も取り揃えます。

聚落社の矢野さんは、今から2年ほど前、独立したばかりの頃に見本の染め紙を持って当店にいらっしゃったことがあります。機械の印刷にはない風合いと温かみのある紙を、たった1人で作っていると聞いてびっくりし、その仕事にずっと興味を持っていました。今回の展示は関東では初めてとなります。ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思っています。
http://jyuraku-sha.jimdo.com/

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旅 猫 雑 貨  其 の 十 二
本で旅する日本地図 〜トマソン社の展示市〜
2012年7月19日(木)〜29日(日)

ミニコミ・リトルプレス・雑貨・同人誌・学術出版・少部数出版のオンライン通販を行う「トマソン社」初の展示即売会。本棚を日本地図に見立て、地方ごとの出版物を並べて「本で旅する」企画展です。店頭にてトマソン社特選古本市と、ご近所の古書店・JUNGLE BOOKSさんを会場に、トークショーも開催予定です。
http://tomasonsha.com/
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また会期が近くなりましたら、詳細をお知らせいたします。まずはスケジュールの片隅にメモしておいてくださいね!

posted by 店主かねこ at 02:21| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2012年05月11日

■「第3回 雑司が谷みちくさあるき」参加者募集します

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▲クリックで拡大

みちくさ市の開催に合わせて、春と秋に行っているまち歩きイベント「雑司が谷 みちくさあるき」。毎回、さまざまなテーマ・角度で雑司が谷の町を歩いてみようという企画です。

案内人はタウン誌『わがまち雑司が谷』の編集補佐・余吾育信さんと、1991〜93年まで発行されていた地域雑誌『坂まち通信』の元編集人で、雑司が谷の地形に精通している写真家・岩田智明さんがつとめます。

雑司が谷という町をもっと知りたい方、地形や地図、史跡に興味のある方など、年齢性別問わず気軽にご参加いただける内容です。

雑司が谷みちくさあるき
第3回のテーマ:
観光案内では紹介されない ディープな雑司が谷めぐり
ーーこんなところもあったのか!ーー

◎日  時
2012年5月20日(日)12:00〜15:00頃まで
※雨天の場合は5月27日(日)に順延開催となります

◎集合場所
雑司が谷旧宣教師館 入口
▼地図
https://tabineko.up.seesaa.net/image/senkyousi_map.jpg

◎参加費:500円(資料代込み)

◎募集人数:10人前後

◎申し込み:「ぞうさんぽの会」メールアドレス
michikusa.walk@gmail.com
宛に必要事項(氏名/参加人数/連絡先電話番号)を記入してお申し込みください。

雑司が谷と言えば「鬼子母神」「都電」「漱石の墓」と思っているそこのあなた、それだけじゃありません。え、こんな所に、こんなものが? 江戸時代以前の中世の面影や、関東大震災後の近代建築、そういうものも雑司が谷には遺り、また今は暗渠となった謎の川筋も…いったい、雑司が谷とは何ものだと、謎は深まるばかり。
他の何処にもない、不思議な雑司が谷の魅力を、新緑の中をいっしょに散策しながら、感じて頂ければと思います。

今回は、単に街を歩くだけではなく、大正、昭和の雑司が谷を知る「雑司が谷人」を直接訪ね、かつての雑司が谷の姿のお話しを伺う予定です。街は、自然や街並みを見るだけではなく、そこに暮らし続けたひとに直接ふれることで、より身近に感じられるものだと思うのです。請うご期待!!

◎主催:ぞうさんぽの会
スタッフ/余吾育信・岩田智明・金子佳代子
ブログ/http://michikusa-walk.seesaa.net/

posted by 店主かねこ at 01:05| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

■「郷土玩具の魅力を知る」その3

前回までの記事はこちら
「郷土玩具の魅力を知る」その1
「郷土玩具の魅力を知る」その2


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〈全日本だるま研究会〉発行の会報誌「だるまNEWS 3月号」にて、当店で1月に開催したイベント「七転八起 だるまつり!」をご紹介いただきました。

福島のだるまや、たくさんのだるまグッズを展示してくださった〈だるチャンプロデュース〉の代表・貴山圭子さんは全日本だるま研究会の会員でもあり、そのご縁で会の中村浩訳さんが記事にしてくださったものです。店の写真とともに、がんばって作ったチラシも載せてくださって、本当に有り難く、うれしく思います。

だるまをこよなく愛する会員のみなさんが寄稿したり、だるまに関連するニュースを集めて掲載されているこの会報誌を初めて拝読しましたが、いやぁ、面白いです。NHKに「熱中人」という番組がありますが、熱中している人ってなんでこんなに面白いんですかね。また、若手の会員の方が、だるまに出会って会に入る経緯も興味深く読みました。

実は昨年秋、貴山さんに全日本だるま研究会が年1回行っている、だるま産地を巡る旅行にお誘いいただいたのですが、ちょうど高円寺フェスのこけしイベントの日と重なっていて同行できなかったのでした。だるまのことをもっと知りたいと常々思っているので、今年は行けるといいな〜、行きたい!

当店では引き続き、福島のだるまをはじめ、だるチャンプロデュースのだるまグッズを販売中です。

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そして、こちらは2月に当店で展示イベントをしたΩ社・亀井さんが、"いちもんのさる"という名義で新たに発行を始めたフリーペーパー「今日の玩具」。当店で配布中です。記念すべき第1号は「鷽(うそ)」。主に東京都内で入手できる、鷽替え神事のあの木彫りの鳥がテーマです。ホントの話。

架空広告や架空民芸品を手がける亀井さんも、相当な郷土玩具ファンであり、神社で頒布される縁起物を蒐集されたりしているとのこと。ただ「好き」とか「知っている」だけではなく、それを「伝えたい」「広げたい」というアツ〜イ気持ちが形になった!のであります。

こけし界も若いファンが増えて、第3次ブームなどと言われています。第1次(戦前)、第2次(昭和40年代)とあったのですが、その間って、なんだったんだろう?どうしていたんだろう?と考えます。

日本人が、何世代かに渡って技術を伝えながら作り続けてきた工芸としての価値が、ともすると忘れられてしまう時期があった。それは戦争だったり、経済の高度成長期だったりしたのでしょう。そしてなにかのきっかけで、またその価値に気づく時期がある……

郷土玩具には、その土地土地の歴史や宗教、生活風習などが色濃く反映されています。それぞれの土地に根差した、たくさんの魅力ある郷土玩具や縁起物について知るのは、日本人としてとても心が豊かになることだと思うのです。そしてブームがいいか悪いかはここでは別として、それらを購入する人が存在することで、また技術が受け継がれていきます。

だるま、こけし、犬張子、招き猫など以外にも、味のある、ユニークな郷土玩具や縁起物はたくさんあります。それらを知るきっかけづくりとしての、「今日の玩具」に期待するとともに、応援していきたいと思っています。

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亀井さんが見せてくれた私物、福岡の土人形〈門司ヶ関人形〉です。なんと愛らしい! この土人形も一度廃絶したのち、門司の上村誠さんが復活させ、製作を受け継いでいらっしゃいます。

◎今日の玩具
http://kyonogangu.web.fc2.com/


posted by 店主かねこ at 22:12| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2012年04月21日

■「郷土玩具の魅力を知る」その2

■前回の記事はこちら >>「郷土玩具の魅力を知る」その1

郷土玩具の中でも最も古いもののひとつに「犬張子(いぬはりこ)」があります。犬はお産が軽いという安産の意味と、人間を守ってくれる動物という意味もあり、現在の犬張子の前身「犬筥(いぬばこ)」が平安時代から産室に置かれるようになったといわれています。

立ち姿の犬張子は江戸中期に誕生し、次第に子供の成長を願う縁起物として、初宮参りの贈り物にする習慣ができました。

▼ 江戸時代の浮世絵、橋本周延作『見立て十二支より 戌 神田明神参り』に描かれた犬張子
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▲▼ 画像/はりこのはやしや ホームページより
<拡大>
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この浮世絵の犬張子を、忠実に再現している若い職人さんがいます。埼玉で張り子職人として仕事を始めた林史恵さんの犬張子は、現代的な「かわいい」とはまた違った、江戸らしいひょうきんな姿と首振りが特徴です。

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▲ 写真/はりこのはやしや ホームページより

原型の木型からすべての工程を丁寧に手作りしていて、張り子に使われる紙は、埼玉県小川町の紙漉き職人・嶋田重夫さんが手漉きした張り子専用の紙を使っており、胡粉(塗料)などの材料にもこだわっています。

林さんとお話する中で、郷土玩具にあまり興味がない人でも、張り子という技法や、温かみのある玩具の良さを
知ってもらう入口になる商品があるといいね、ということをお伝えしました。数週間後、林さんが作って持ってきてくださったのが、小さな犬張子「金粒シリーズ」です。

▼画像をクリックすると別ウィンドウで拡大します
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一寸の虫にも五分の魂……金粒は一寸ほどの小さな小さな張り子ですが、その作りには、伝統の技術を使った黄金の魂がこめられています。

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ごま犬  1個 630円
寸法:高さ 3.5cm
本当は ” 狛犬 ” になりたかった小さな小さな " ごま犬 " たち。しかし、ごま犬たちはこれからどんどんどんどん成長する可能性を秘めています。あなたもやり遂げたいことがあったり、未知なる可能性を広げたいのなら、このごま犬を家においてください。いつか立派な狛犬になり、あなたの夢も叶うかもしれません。

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つぶ犬(3色あり)  1個 630円
寸法:高さ 4.5cm
粒ぞろいの粒犬たち。いろんな服を着ている、とってもおしゃれな犬たち。いろんな粒たちを探してみてください。

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まめ犬  1個 735円
寸法:高さ 4cm
ずっしり座り込んでひょいと首を上げたまめ犬たち。豆には健康を祈る昔の人達の心が込められています。そして、豆は “こまめになる” というげん担ぎもある縁起物。まめ犬を置いておけば、あなたの行動もこまめになり、良いことが豆のように降りそそぐと言われています。

コロコロとかわいい犬張子を、店頭で気軽にお手に取ってご覧ください。通信販売も承ります。

memo1.jpg◎ご注文、お問い合わせはメール・お電話・FAXでも承ります
>>通信販売の手引き

はりこのはやしや ホームページ
http://www1.ocn.ne.jp/~hayashi/

◎おまけ
子供の玩具として普及していた明治時代の絵には、犬張子が頻繁に登場しています。ご参考までに。
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「東風俗 福づくし」明治23年版

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「女愛子供遊」明治21年版 
『日本のおもちゃ』山田徳兵衛著/芳賀書店/1968年刊より掲載


posted by 店主かねこ at 21:51| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2012年03月21日

■フォークトイの展示品から/妖怪系

大好評をいただいております《古道具とフォークトイ展》は今度の日曜日まで。残り4日となりましたが、日々、品物を追加しておりますので、まだまだ、面白いものが見つかります。

本日ご紹介するは、柳田國男の「妖怪談義」を彷彿とさせる、土着的妖怪系郷土玩具です。小さなお子さまがご覧になりますと、心にトラウマを負うかもしれません。心配な親御さんはご注意ください。心臓の弱い方、直視せず、指の間からそっと見るなど、充分にお気をつけください。わたしも怖いので、ハイテンションで紹介していきます!(価格はお問い合わせください)

まずは霧ヶ峰からやってきた山姥さんです!
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だー! すごい顔です。
口から血がしたたっているかのよう。食われる〜。
思わず謝ってしまいます。
白樺の木で作られており、髪の毛は麻でできています。「民芸 まよけ山姥」という札が貼ってあります。毒をもって毒を制す、的なことでしょうか。おそろしいです。

お次はお獅子のブラザース!
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太鼓を持っていますので、「角兵衛獅子」なのだと思われますが、なぜこんなに目つきが悪いのか!鬼と間違えてしまいます。(ツノは折れてなくなってしまっているようです)

続いて、鬼首さん!
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3センチ足らずの小さな張り子面の首人形です。歌舞伎っぽい模様が独特ですね。ツノが3本。

お次は、かわいさに騙されるな!の雪ん子さんです!
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目が〜、目が〜。いっちゃってます。子どものふりをした妖怪に違いありません。起き上がりになっていて、揺らすと中で鈴の音がします。<売約済み>

さて!いよいよ怖いと不気味の交差点、真打の登場です!
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んー、かっぱ、でしょうか。
木の実(?)の形をそのまま活かして彩色されたように見えるのですが、そもそもこんな形の木の実って何なのでしょう?どこのどなたが作ったのか、 不思議なブツです。目玉は大豆。「猿の手」の伝説のように、なんでも願いが叶うかっぱ人形、ではありません。あしからず。<売約済み>

最後はちょっこしホッとする、このファミリー!
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ボクタチ、ヒトヲ ダマシタリ シマセンヨ。ヨミチ ノ オカエリ、キヲツケテ!


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posted by 店主かねこ at 23:03| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする
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